ドライヤーは、毎日の生活に欠かせないアイテムの1つ。
しかし安全性に欠けていたり、髪にダメージを与えてしまったりと「買ってはいけない」ドライヤーもたしかに存在します。
ドライヤーは長年使うアイテムなので、注意して買いましょう。
しかし多種多様なドライヤーの種類や機能があり、どのドライヤーが安全で効果的なのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「買ってはいけないドライヤー」の特徴や問題点を解説し、安全で効果的なドライヤーの選び方や正しい使い方を紹介します。
正しい選び方や使い方を知って、長く使うことができるドライヤーを手に入れて、さらさら・つやつやの美髪を目指していきましょう。
買ってはいけないドライヤーの特徴
買ってはいけないといわれているドライヤーには、大きな特徴が3つあります。
これらを回避するだけでドライヤー選びを失敗する確率はぐっと減ります。
それぞれ詳しく解説していきますので、ドライヤー購入前の方はチェックしてみて下さい。
安全性に問題がある
安全性に問題のあるドライヤーとは、具体的には使用中に危険な状況が発生する可能性が高いドライヤーのことです。
ドライヤーには過剰な電力消費を防ぐ機能が必要で、省エネ性が低いと使い勝手が悪いだけでなく火災の原因にもつながります。
さらに高出力のモーターで絶縁が不十分な場合は感電の危険性もあります。
特に購入前には以下の2点に注意しましょう▽
- 格安の製品
- 海外製品は品質管理が甘い場合がある
ドライヤーを選ぶ際には価格だけでなく、品質にも注意を払って信頼できるブランドの製品を選びましょう。
安かろう、悪かろうにならないようにしよう。
髪にダメージをあたえてしまう
髪にダメージを与えてしまうドライヤーの大きな特徴は以下の3点です▽
- 高温の風を出しすぎている
- マイナスイオンなどのケア機能が不十分
- 風量調節機能や温度調節機能がない
上記に当てはまるドライヤーは、過度な乾燥や静電気の発生を引き起こす可能性があります。
そうするとキューティクルを傷め、パサつきや切れ毛を引き起こす原因となり残念ながら髪の毛を傷めてしまいます。
ドライヤーを購入する際には、性能や機能をチェックしてケア機能があるか確認しましょう。
風量や温度が不安定
中には温度や風量が不規則なドライヤーがあります。
風量が不安定なドライヤーだとムダな強弱があるので、髪の毛を乾かしすぎてパサつかせたりとダメージを与えてしまうことも。
また温度が高すぎて、髪が60℃を超えるとダメージを受ける可能性があります。
風量や温度が安定しているドライヤーを選ぶことで、髪の毛に均等に熱が加わりダメージを与えることが少なく健康に保つことができます。
買ってはいけないドライヤーを選ばない方法
買ってはいけないドライヤーには安全性に問題があったり、風量や温度が不安定なドライヤーがあります。
これらを選ばない為には、以下の3つの注意点を購入前に確認しておきましょう▽
- 安全基準をクリアしていないドライヤーを選ばない
- 安価で品質の低いドライヤーを選ばない
- 騙し表示や虚偽広告に注意する
これらを意識しながら、あなたの髪質や悩みに合わせて自分に合ったドライヤーを探していきましょう。
買ってはいけないドライヤーのメーカーってある?
買ってはいけないドライヤーのメーカーはあるのか、口コミの多いドライヤーメーカー3選を紹介していきます。
- SALONIA
- Panasonic
- レプロナイザー
SALONIAシリーズはどう?
コスパの良いドライヤーやコテ・ストレートアイロンを販売している美容機器メーカー。
その中でも有名なのは、¥6,000を下回るコスパ最強のSALONIAのスピーディーイオンドライヤー。
とにかく安さとコスパにこだわるなら筆者もおすすめしていますが、壊れにくくヘアケアをしながら乾かしたい人にはおすすめしていません。
お財布に少し余裕がある方は同メーカーSALONIAの「トリートメントミストドライヤー」の方をチェックしてみて下さい。
パナソニックドライヤーシリーズはどう?
家電量販店でも大人気の有名電気メーカーのPanasonic。
高価格帯の「nanocare」シリーズと安価で手に取りやすい「ionity」シリーズがあります。
ドライヤーから放出されるナノイーが髪のツヤ感やまとまりを出してくれます。
もちろん新作になればなるほどナノイーがたくさん含まれているので、古いシリーズの購入はおすすめしていません。
あなたのお財布や髪の状態と相談してシリーズを選びましょう。
ヘアビューザーシリーズはどう?
使えば使うほど髪質改善するといわれている、高級ドライヤーブランドのレプロナイザーシリーズ。
旧タイプでも3万円台~新作は11万円台までと幅広く、決して安くはないドライヤーです。
流石に10万円以上するドライヤーは正直、高額すぎておすすめしていません。
しかし髪質改善を本気で考えている方は「レプロナイザー4D Plus」をおすすめしています。
シリーズの違いを詳しく知りたい方は下記をチェックしてください▽
美容師おすすめのドライヤー5選
ここからは美容師がおすすめのドライヤー5選を紹介します。
5つのドライヤーを選んだポイントは以下の通りです▽
- ダメージレス機能がある
- 使いやすい
- 口コミ・評判が良い
- 美容師からの評価が高い
比較表 | cadre ドライヤー | KINUJO ドライヤー | MAGNETHairProドライヤーゼロ | ReFa BEAUTECH DRYER SMART | レプロナイザー4DPlus |
---|---|---|---|---|---|
イメージ | |||||
大きさ | 275.9㎜ ×54.4㎜ ×255.1㎜ | 201㎜ ×50㎜ ×220㎜ | 215㎜ ×55㎜ ×230㎜ | 216㎜ ×49㎜ ×197㎜ | 253.5㎜ ×72.1㎜ ×247㎜ |
重さ | 405g | 363g | 350g | 475g | 750ℊ |
消費電力 | 1250W | 1250w | 1400W | 1150W | 1200W |
最大風量 | 2.2㎥/分 | 2.2㎡/分 | – | 0.9㎥/分 | 1.6㎥/分 |
参考価格 (税込) | ¥39,600 | ¥26,400 | ¥29,700 | ¥38,000 | ¥57,200 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
お値段はどれも安くはないですが、安全性が高く高機能なドライヤーだけを紹介しています。
ヘアケア機能も搭載で、髪が傷みにくい仕様になっているので長年使ってもきれいな髪でいられるはず。
どれが1番おすすめ?と聞かれたら「KINUJO」です!
ドライヤー選びに迷ったらこの中から選べば失敗することはありません。
それでは詳しく解説していきます。
KINUJO ドライヤー
- 3種類から選べるドライモード
- 「超!遠赤外線」でダメージレス
- 風量が強い
- 軽い
- スタイリッシュなデザイン
- 風量が強すぎて洗面台の物が飛ぶ
- ストラップがちょっとダサい
- 公式サイトのみ1年間保証付き
- 売り切れの場合がある
スペック | KINUJOドライヤー |
---|---|
大きさ | 約201mm(W) ×50mm(D) ×220mm(H) |
重さ | 363g |
消費電力 | 1250w |
風量 | 2.2㎡/分 |
カラー | ホワイト/モカ |
風量調整 | 3段階 |
温度調整 | 3段階 |
機能 | 超!遠赤外線&マイナスイオン |
保証期間 | 1年間(正規取り扱いサイトに限る) |
参考価格 (税込) | ¥26,400 |
デザインもかわいく女性に大人気のメーカーKINUJOのドライヤー。
363gと軽くてコンパクトなのに、風量はドライヤーの中でもトップクラスに強く美容師の筆者がイチオシの高機能ドライヤー。
「超!遠赤外線」で髪の水分を飛ばさずキープでし、潤いのある髪に仕上がります。
正直、ドライヤー選びに迷っている方はKINUJOを選べば間違いないと言える機能性の高さです。
保障期間が1年の公式サイトをチェック/
ReFa BEAUTECH DRYER SMART
- ハイパワーな風で素早く乾かせる
- 温度を自動アプローチしてくれる
- ハイドロイオンの効果でしっとりさらさらな髪に
- 軽量性と収納性がUP
- 現代的でスマートなデザイン
- モーター音や風の音が気になる
- ブローしにくい
- 現代的でスマートなデザイン
商品名 | ReFa BEAUTECH DRYER SMART |
---|---|
メーカー | 株式会社MTG |
サイズ | 約216㎜ ×49㎜ ×197㎜ |
重さ | 約475g |
製造元 | 日本(原産国:中国) |
発売日 | 2022年11月1日 |
特長 | センシティングテクノロジー搭載 ※1ハイドロイオン※ 2頭皮と毛先の専用モード高速・小型「HPDモーター」搭載 |
消費電力 | 1150W (HOT、HIGH時) |
風量 | 約0.9㎥/min(HIGH時) 約0.6㎥/min(LOW時) |
折りたたみ | 〇 |
コードの長さ | 約1.7m |
参考価格 (税込) | ¥38,000 |
2022年11月に発売された、大人気ReFaシリーズのコンパクトドライヤー。
従来の「ReFa BEAUTECH DRYER PRO」も大人気でしたが、性能はほとんどそのままで小さくコンパクトに進化しました。
AIセンサー搭載で髪が60℃以上熱くなることはありません。
小さいながらにパワフルで髪が傷みにくい、完璧な3拍子が揃ったドライヤーです。
MAGNETHairProドライヤーゼロ
- 進化したテラヘルツテクノロジーで髪内部の潤いをキープ
- 大風量で速乾ツヤ髪へ
- 長時間の使用でも腕が疲れにくい超軽量設計
- 5段階の温度と3段階の風量調節でどんな髪も思い通りに
- ドライヤー中も会話が聞き取りやすい
- スタイリッシュなデザイン
- 値段が高い
- 新商品のため口コミが少ない
商品名 | マグネットヘアプロ ドライヤーゼロ |
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カラー/型番 | ブラック:HCD-G05B ホワイト:HCD-G06W |
メーカー | 株式会社ホリスティックキュアーズ |
大きさ | 幅215(mm) ×奥行55(mm) ×高さ230(mm) |
コードの長さ | 約3.0m |
重さ | 約350g(本体のみ) 約600g(電源コード込み・ノ ズル除く) |
温度設定 | 40°C/60°C/80°C/100°C/120°C (5段階) |
風量設定 | HIGH/MIDDLE/LOW |
発売日 | 2022年10月1日 |
電源 | 100VAC |
消費電力 | 1400W (120°C/風量HIGH設定時) |
特長 | 業界最軽量クラスシリーズ史上最強の大風量温度 風量設定による髪の仕上りを15通りにカスタマイズ キュアクリスタルディフューザーゼロ加工により放出されるテラヘルツ波 |
参考価格 | ¥29,700 (税込) |
付属品 | ノズル |
その他 | 認証:PSE |
軽量と風量の両方を兼ね備えた次世代ドライヤー。
1400wと業界トップクラス大風量なのに軽量ドライヤーでかなり使いやすいです。
さらにMAGNET HairPROの特長であるテラヘルツ波が髪の水分量をキープしながら素早く乾かしながら、潤いのある髪へと仕上げてくれます。
レプロナイザー4D Plus
- しっとりとした手触りになる
- 癖のある髪の毛でも仕上がりが良くなる
- 大風量で乾きが早い
- 風当たりがやわらかい
- デザインがおしゃれ
- 本体が重い
- 折りたためないので収納場所が必要
- 価格が高い
商品名 | レプロナイザー4D Plus |
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メーカー | リュミエリーナ |
大きさ | 高さ253.5㎜ ×幅247㎜ ×奥行72.1㎜ |
消費電力 | 1200W |
温風温度 | 約98℃ |
重さ | 約750ℊ(ノズルを除く) |
特長 | バイオプログラミングの技術設計力を4Dまで高めた。 風量と風圧を大きくし、強い風の力も美の密度として“場”にとりこみ、美しくする力を高めた。 |
参考価格 (税込) | ¥57,200 |
機能 | 温度過昇防止装置(サーモスタット・温度ヒューズ) |
大人気のレプロナイザーシリーズのドライヤーのレプロナーザー4DPlusです。
シリーズは全部で3D,4D,7D,27Dの4種類ありますが。
性能や金額、家庭での使いやすさを考えると、美容師の筆者は4DPlusをおすすめします。
独自技術のバイオプログラミングが使えば使うほど髪をきれいにしてくれます。
Panasonic ナノケア EH-NA0J
- ナノイー技術により髪へのダメージを抑えられる
- 髪のうねりや静電気を抑えしなやかな髪に
- ノズルを外せば広範囲に風をあてることができる
- 握りやすいハンドル
- 価格がやや高い
- 重い
- 音が大きい
商品名 | Panasonic ナノケア EH-NA0J |
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大きさ | 高さ22.1cm 幅14.8cm 奥行7.4cm |
風量 | 1.6㎥/分 |
温風温度 | 風量【強】/HOT時 約95℃ スカルプモード時 約60℃ |
消費電力 | 1200W |
参考価格 (税込み) | ¥32,610 |
一般家庭用だと大人気のPanasonicのナノケアシリーズのドライヤー、「ナノケアEH-NA0J」。
Panasoni独自技術の高浸透ナノイーが髪の内部まで浸透。
なめらかで潤いのある髪が実現。従来のナノケアに比べて髪の水分増加量が1.9倍も増えています。
Panasonicのナノケアシリーズのドライヤーから選ぶなら、この「ナノケアEH-NA0J」がおすすめです。
もっと詳しくおすすめドライヤーを知りたい方はこちらを参考にしてみて下さい▽
正しいドライヤーの使い方
高機能なドライヤーを手に入れても正しい使い方や髪の乾かし方を知っておく必要があります。
髪をなるべく傷ませないよう、ドライヤーの正しい使い方を紹介します。
風量や温度は、髪の状態に合わせて調整します。乾かし始めは風量を強めに、温度を低めにすると良いでしょう。
近くで当てすぎると髪が傷んでしまう原因になります。
髪の毛のキューティクルが整てツヤが出ます
冷風で髪の毛を引き締めることで、寝癖がつきにくくスタイリングの持ちを良くすることができます。
ドライヤーを使いすぎると、髪の毛にダメージを与えてしまいます。使いすぎにも注意です。
正しいドライヤーのお手入れ方法
自分に合ったドライヤーを購入したなら長く使いたいですよね。
その為にも正しいドライヤーのお手入れ方法を紹介します。
コードがからまったまま放置すると、コードが切れたり、ドライヤー本体に負荷をかけてしまうことがあります。
フィルターにホコリや髪の毛がたまると、風量が弱くなってしまいます。
2~3ヵ月に1度フィルターを外して、ブラシなどで汚れを落としましょう。
詳しくは付属の取り扱い説明書を読んで下さい。
水分が残っていると、ショートの原因になるため注意。
ノズルは外して、別々に掃除しましょう。
メーカーによっては、有償でメンテナンスサービスを提供している場合もあります。
正しいドライヤーのお手入れ方法は、使用頻度や状況、メーカーによって異なります。
しかし、長く使うためには、定期的な掃除やメンテナンスを行うことが大切です。
買ってはいけないドライヤーのQ&A
- ドライヤーの寿命は何年?
-
製品によって異なりますが、一般的にドライヤーの寿命は約3年~5年程度といわれています。しかし、使用頻度や保管方法、メンテナンスの程度によっても異なるため、長持ちさせるためには適切な使い方やお手入れ方法が大切です。
- 自然乾燥とドライヤーどっちがいいの?
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美容師の筆者はドライヤーを使うことをおすすめします。
髪が濡れているとキューティクルが開いてしまし、ダメージを受けやすくなってしまいます。ドライヤーを使って早く乾かしましょう。 - 安全性の低いドライヤーを使用してしまった場合、どのようなトラブルが起こる可能性がありますか?
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火災や感電、髪のダメージなどの健康被害が考えられます。
- ドライヤーを使わないメリットは?
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熱や風の刺激が少なく、髪や頭皮へのダメージが少ない。また電気代がかからなく経済的なのがメリットです。ただし、髪のためにはドライヤーを使って乾かすことをおすすめします。
まとめ
この記事では、買ってはいけないドライヤーの特徴や選ばない方法、使い方やお手入れ方法について美容師が解説しました。
とはいえ人の悩みや目的によって必要・不必要なドライヤーは違います。
とりあえずおすすめのドライヤーを知りたい方には「KINUJO」がおすすめです。
危険なドライヤーを選んではいけないポイントに注意しながら、自分に合ったドライヤーを見極めてサラサラ・つやつやの美髪を目指していきましょう。
目的別にドライヤーを選びたい方は、こちらの記事をご覧ください▽
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