あなたは普段ヘアアイロンを使っていいますか?
もしストレートアイロンやカールアイロンを使っていて、「髪が痛んでいる」、とか「色落ちが早い気がする」と感じるようならアイロンの当て方に問題があるのかもしれません。
そこで、この記事では美容師歴10年以上のヤスタカ店長が、ヘアアイロンで髪を痛ませない4つの方法について紹介していきます。
この記事を読むのにオススメな人▼
上記に一つでもあてはまった方には役立つことが多い内容になっています。
今日からアイロンを使うあなたの髪がかなり痛みにくくなりますので参考にしてみて下さい。
それでは詳しく解説していきます。
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アイロンで髪が痛む理由
まずは、アイロンで髪が痛んでしまう理由を簡単に解説します。
髪の毛はタンパク質でできています。
アイロンを正しく使わないと髪の中のタンパク質が温度で変性してしまう【タンパク変性】がおきてしまし、髪が痛んでしまうからです。
よく卵に例えられますが、生卵が目玉焼きになるイメージです。
タンパク変性した髪は硬くなって扱いにくくなりますし。
しかもキューティクルも浮いて剥がれていくので、ざらざらした手触りになり痛みが加速しやすくなります。
髪のタンパク変性を防ごう!!
タンパク変性が起こらないように気を付けることが大切です。
髪が熱に弱いのはわかったけど、次にどうやってタンパク変性を防ぐかを解説します。
タンパク変性が起きる温度は何℃くらいなのでしょう?
実は、髪の状態によって異なります。
タンパク変性が起こる温度▼
- 濡れた髪の毛は60℃以上
- 乾いた髪の毛は150℃以上
この温度の熱を髪に与え続けるとタンパク変性が起こるといわれています。
ヘアアイロン、カールアイロン、ドライヤーなどの熱を髪に当てる場合はの当てすぎに注意しましょう。
4つの正しいやり方をお伝えするので、タンパク変性を起こさずキレイな髪をキープしたままアイロンなどを当てられる方法をお伝えします。
[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]僕も昔は間違えたやり方で自分自身に使っていました。正しく使うと髪の痛みが減りますよ![/talk]
髪の毛の簡単な知識を知っておきたい方はこちら▼
ヘアアイロンで痛まない4つコツ
それでは髪が痛まない4つの方法について詳しく解説していきます。
ヘアアイロンで髪が痛まない4つの方法はコレ▼
- 髪が濡れていない状態で使うヘアアイロンを使う
- ブロッキングして髪を分けてからアイロンを通す
- アイロンスルーを止めない
- 温度は160~180℃がおすすめ
どれも非常に大事なことなので順番に解説していきます。
髪が濡れていない状態でヘアアイロンを使う
絶対に水分の無い状態でアイロンやコテやカーラーを使いましょう!
先ほど解説した通り、濡れた髪の方がタンパク変性が起きる温度が60℃~とかなり低いからです。
タンパク変性と同時に、水分が髪に含まれている状態で高温の熱を通すと水蒸気爆発がおきる可能性もあります。
ヘアアイロンやコテなどの温度は低くても120℃以上はあるので、必ず乾いた状態の髪の毛にアイロンをしましょう。
1番気を付けてほしいのが、寝癖直しミストをつけてからのアイロやコテは絶対やめましょう!!
「忙しい朝に簡単にまとまるミスト」などと書いてあるとついつい買いたくなりますが、寝癖直しミストは基本つけるだけを推奨しています。
ミストで水分を含んだ髪にアイロンを通すと、水蒸気爆発とタンパク変性のコラボが生まれる危険性があります。
熱を使ってセットしたい方は完全に乾いた髪でスタイリングをしましょう。
ブロッキングして髪を分けてからアイロンを通す
髪をまとめて掴んでザックリとアイロンを通すと、毛束の内側には熱が伝わりにくく表面には熱が当たりすぎ熱ムラができ、表面は痛むのにまとまらないです。
しっかりブロッキングをして細かい毛束にアイロンをあてていけるとgood!!
美容師ヤスタカ店長の簡単おすすめブロッキング手順を紹介します。
- ブロックまずは体の真ん中を境目に髪を左右に分けます
- 次に耳を境に前後に分けて4等分にします(右前、右後ろ、左前、左後ろの4つ)
- 前側のブロックは横に2~4等分してアイロンやコテを通します。
- 後ろ側のブロックは4横に~6等分します。
これくらい細かく分ける方が結果的に痛みません。
「朝時は間が無い!!」という声が聞こえてきそうですが、慣れると簡単なので大切な髪の為にも5分だけ早起きしてアイロンの時間をプラスしてつくってみましょう。
アイロンスルーを止めない
対策は色々ありますが、とは言ってもアイロンは超高温の熱を髪に与えていく行為です。
今度は当て方のコツをお伝えします。
正しいアイロン操作でなるべく髪に負担をかけないように熱を与えましょう。
ストレートアイロンを髪を痛ませずに使う方法▼
絶対にアイロンを止めないで、スルーさせ続ける
コテを髪を痛ませずに使う方法▼
3秒以上コテを髪に巻きつけない
高温のプレートが上下に2枚あってそれを髪に挟んでプレスする行為がアイロンでストレートにするという行為です。
長時間高温でプレスし続けると、先ほど説明した通り髪の中のタンパク質が生卵から目玉焼き状態になるのは説明しなくてもイメージできると思います。
すなわち【タンパク変性】です。
長時間の当てすぎには十分注意しましょう。
温度は160℃~180℃がオススメ
コテやアイロンの温度が160℃~180℃で髪に正しく使えば、髪の温度が120℃を越えることはほぼ無いでしょう。
この温度だと巻きが足りない!!という方は何回か繰り返してアイロンを当てましょう。
1回で長時間当てるのではなく、高すぎず、低すぎずな温度で、短い時間で繰り返して形をつくっていきましょう。
[talk pos=”left” name=”” img=”” color=”gray”]一言でまとめると乾いた髪に170℃前で、細かく、早く、短く、繰り返して使うと痛みにくいというわけです。[/talk]
おすすめのストレートアイロン3選はこちら▼
まとめ
それでは最後にこの記事を簡単にまとめていきます。
いかがでしたでしょうか。
少しでも髪の毛に困っている方の役に立てばと思っています!
これからも髪や頭皮にとって役立つ情報をどんどん公開していきます!
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